たなろぐ

安く旅行するのが趣味。

★東のPOPEYEと西のMeets★8月号を買おう!

 タウン雑誌好きなら絶対にはずせない雑誌がある。それがPOPEYE(マガジンハウス社)とMeets(エルマガジン社)です。POPEYEの方はタウン誌ではないかもしれませんが東京の情報を取り扱うことが多いのでタウン誌だと思ってます。Meetsは関東の人には馴染みがありませんが関西の都市部で支持されているタウン誌です。他のタウン誌と違ってタウン情報だけでなくエッセイや評論、ファッション記事も取り扱っています。POPEYEも特集以外のエッセイなんかが充実しているのでこの両紙には共通点があると思っています。個人的に東のPOPEYE、西のMeetsとよんでいます。

 そんな両誌ですが2016年8月号では偶然にも旅を特集していたのでそれぞれ比較してみました。

【POPEYE】

 POPEYEのキーワードは「2泊3日の旅・弁当」です。内容は2泊3日で旅先をまわってそこならではの弁当を食べるというものです。2泊3日の旅が特集されるのは昨年に引き続き2回目なのでこの旅特集は好評のようです。

 旅先には新幹線が開通した北海道や高知、福井等が選ばれています。関東から遠く行きにくい高知や福井を選んでいるところにこの雑誌の良さが出ています。関東近郊なら他雑誌でいくらでも特集してますからね。

 上の写真は高知を特集したページです。誌面のレイアウトや文章はもちろんトップレベルですが、特に写真の格好良さは他誌の追随を許さないレベルです。思わず仁淀川(によどがわ)に行ってみたいと思わせる写真です。POPEYEの良さって写真の格好良さ、綺麗さなんですよね。これは他誌は真似できないと思います。それからライターのアラスカに行きたかったけれどそれより近い高知にしてみた、、、という流れで始まる文章もなかなかいいです。そういう切り口で高知を見たことがなかったので新鮮です。

 この旅の特集が家族連れや万人に受け入れられるとは思いませんが、新しい旅のやり方を教えてくれるという意味でPOPEYEの旅特集は一番だと思います。永久保存版としてアマゾンで高くなる前に購入するのをおすすめします。

【Meets】

 Meetsのキーワードは「旅とお祭り」です。関西の主要なお祭りをその土地ならではの食べ物と組み合わせて特集しています。こちらは電車で気軽に行ける範囲に限定して特集しているようで関西の主要駅から現地までの所要時間が書かれています。

 Meetsも旅先に関西だけでなく岐阜や広島、徳島を選んでいてこちらもPOPEYEに負けず頑張っています。MeetsはPOPEYEとは違って分かり易い地図も載せてくれるので目当ての店にすぐに行けそうです。お店だけではなくて銭湯や温泉なんかも紹介されているところもいいです。旅先で風呂に入ってゆっくりするとか最高じゃないですかー。こんな感じで分かり易いのでMeetsいいなって思います。

 他に気になったのは静岡伊豆稲取の奇祭「どんつく祭」の記事ですね。この祭りはチンコのお祭りです。写真も文章も独特で読み応えがあります。特に「大乱交の珍御輿、絶頂どんつく祭り」の文字が目を引きます。こういう記事は間違ってもPOPEYEで見ることはないのでかなり特徴的だと思います。Meetsのノリの良さを表してますね。関西ならではです。ただ読者としては面白いのですが広告主からするとこの記事は好き嫌いが分かれそうです。(^_^;)

 MeetsはPOPEYEに比べて雑誌が小さくて持ち運びし易く、安いという特徴もあるんですよー。Meetsをカバンに入れて色々まわる人もいるはず。

【まとめ】

 POPEYEとMeetsの比較記事、どうだったでしょうか?どちらもタウン誌、情報誌に限らず雑誌業界で最高峰のブランドと質を保っている雑誌なので今まで読んだことがなかった人は一度、読んでみたほうがいいですよ!もうすぐ青春18きっぷの利用期間もスタートするのでそれを使ってこの雑誌で紹介されている旅先に安く行くこともできますしね。(^_^)v