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運行管理者。合格後から資格者証の申請手続までの流れ。

 今回は運行管理者試験(旅客)に合格してから、資格証の交付申請手続までを書いてみようと思います。まず注意ですが、運行管理者試験に合格しても自宅に資格者証は送られてきません。「合格通知」が送られて来るだけです。この「合格通知」を使い、各都道府県にある運輸支局に交付申請をしてはじめて資格者証が受け取れる、という流れになります。

 試験を実施している団体とは別の運輸支局に申請しなければならないわけで面倒くさいことこの上ないです。実際、面倒くさかったです。合格後にいち早く申請準備をしたい人もいると思うのでメモ書きとして残しておきます。2018年4月時点の情報です。

【注意事項】

 「合格の日」から3ヶ月以内に資格者証を申請しなければ合格は無効になります。面倒くさがらずに必ず申請して下さい。試験センターから送られて来る合格通知(封筒)に申請方法について詳しく書かれた紙が同封されています。

【必要なもの】

・合格通知書
 これは合格後、1週間程度で自宅に送られてきます。格通知書の中には交付申請手続のための申請書も同封されています。この申請書に格通知書の原本を貼り付けます。

・運転免許証のコピー
 運転免許証のコピーも必要です。これも申請書に貼り付けます。

・運輸支局に渡す返送用の封筒。折らずにA4が入るもの。
 運輸支局に郵送、持ち込みいずれかで申請した後、「資格者証」を自宅に送って貰うために必要です。自分の住所を書いておいて下さい。*申請後に「資格者証」を運輸支局まで引き取りに行く場合は必要ありませんが、そんな時間がある人はまれだと思います。

・切手450円
 これは運輸支局に渡す返送用封筒(運輸支局→あなた)に貼っておいて下さい。その封筒に「簡易書留」と書いておくのを忘れないで下さい。450円は運輸支局が「資格者証」をあなたの自宅へ簡易書留で送るための値段です。「資格者証」の送付代金は申請者負担というわけですね。

収入印紙270円
 申請書に貼り付ける収入印紙です。200円の収入印紙1枚、50円1枚、10円2枚という具合に用意する必要があります。運輸支局で収入印紙は購入できません。

 郵便局やコンビニで購入できます。ただし270円というハンパな収入印紙は郵便局でしか手に入りません。(50円、10円の収入印紙はマイナーです。)郵便局にも常備されているとは限らないので、買いに行く前に電話で在庫を確認しておくのがオススメです。
 ぴったり270円の収入印紙が用意できなければ、入手し易い300円の収入印紙でも問題有りません。300円であればコンビニでも手に入ります。この場合、申請書の余白に「過納承認」と書き、自分のハンコを押して下さい。

【申請方法】
 各都道府県にある運輸支局に申請書を持ち込むか、郵送して下さい。郵送の場合、配達記録が残る簡易書留(かんいかきとめ)を利用すること。安いからといって普通郵便を使うと紛失した場合、とても面倒くさくなります。

 簡易書留で送る時、書類(封筒)を郵便局の窓口に持ち込んで、局員に簡易書留で送りたい旨を伝えて下さい。その際に料金を支払うので事前に封筒に切手を貼り付けておく必要はありません。

 窓口があいてる時間に行けない場合は24時間有人対応してくれる「ゆうゆう窓口
」がある郵便局に行って下さい。大きな郵便局には必ずあります。

 香川県の場合、郵送申請が可能です。他県でも可能ですが念のため運輸支局に問い合わせしておくと確実です。

 持ち込みの場合は運輸支局の窓口に持ち込んで下さい。平日のみの営業です。運輸支局収入印紙は購入できません。持ち込み申請の場合でも即時、資格者証は発行されません。

 申請後、1ヶ月程度で資格者証が自宅に送られてきます。直接、書類を持ち込んで申請する場合も、郵送申請の場合も送付用の封筒(切手付き・簡易書留の文字、自分の住所記入)を忘れないで下さい。

 

 以上が運行管理者の合格後から申請までの流れになります。ホントに面倒くさい。運輸局や運輸支局が試験も実施すればいいのにとつい思ってしまいます。これが会社であれば総務担当者が代行してくれるのでしょうが個人だとなかなか大変でした。

 というわけで、せっかく合格したのだから必ず申請しましょう!