たなろぐ

安く旅行するのが趣味。香川県在住のアラサーの会社員。

セブンティーズ・ドリーム。足摺海底館(高知県)でかつての日本に想いをはせる。

 セブンティーズ・ドリーム。突然ですが、1970年代に皆さんはどういったイメージを持っていますか?試しにインターネットで1970年代について調べてみると高度経済成長期、オイルショックを経て日本が安定成長期に入った年代だと書かれていました。

 どうやら1970年代は日本人が物質的に満たされ夢や楽しみを求めた時代といえそうです。今回はそういう時代に作られた娯楽施設・足摺海底館(あしずりかいていかん)を紹介します。

 足摺海底館は海中にたてられた海中展望台で海に入ることなく海中の魚を見られる施設です。施設は高知県西部の足摺岬(あしずりみさき)近くにあります。建設されたのは1971年。高度経済成長期を象徴するいざなぎ景気が1965年から1970年までなので好景気の中で企画、竣工しました。

 足摺海底館を最初にどこで知ったのか忘れましたが、一目見てその形やコンセプトに惹かれたことは覚えています。展望台の形が近未来的だと思いませんか?あまり見かけない形なので余計、強烈に写りました。

 ハワイや沖縄でもない場所に海中展望台をたてて、そこから海中を眺めるというコンセプトも今では考えられないですよね。海が見たいのならLCCで海外に行ってシュノーケリングすればいいじゃんという話になりますから。

 でも今より娯楽が少なく、海外旅行も珍しかった当時は足摺海底館が最先端の娯楽だったのでしょう。前置きが長くなりましたが1970年代の夢に溢れた足摺海底館をレポートします!

 足摺海底館に行く前にまずはレスト竜串(たつくし)へ!ここは駐車場も広くて駐めやすいです。レスト竜串ではご飯も食べられるのでここで昼食をとるのがオススメですね。

 高知県といえばカツオのタタキです!ジョン万タタキ丼があったので注文しました。

  これがジョン万タタキ丼です。味噌だれ風味のソースとカツオのタタキのハーモニーが絶妙。美味しいので是非、食べてみて下さい。

 店内からの景色もとても良い感じ。田舎の海辺という感じの景色ですが、こういう景色って探してもなかなか見つけられないんですよね。外の景色に惹かれてちょっと外に出てみましょう、、、

 こんな景色が広がっています。綺麗ですよね。ほっとさせられる景色です。

 食事を終えたらいよいよ足摺海底館へと向かいます。足摺海底館はレスト竜串から歩いてすぐです。ここからは足摺海底館内も含めてトイレが無いのでレスト竜串で済ませておいて下さい。

 足摺海底館周辺は足摺宇和海国立公園(あしずりうわかい)に指定されているので他では見られない景色を見られます。特に、写真の様に細かな穴が空いている岩が有名です。奇石(きせき)とも呼ばれています。

 そして弘法大師が立ち寄ったことを伝える石碑も。四国の自然と偉人との結びつきの強さはこんなところにも表れています。

 奇石を楽しんだ後、暫く歩くと足摺海底館の入口が見えてきます。海中展望台を間近で見るとほんとに変わった建物だと分かります。この魅力、伝わるでしょうか?外側もじっくり楽しんだ後は受付を通って海底へと向かいましょう!

 海底へと続く螺旋階段です。エメラルドグリーンの光が見えています。この瞬間が一番、ワクワクするかも。

 螺旋階段を降りるとそこはエメラルドグリーンの世界が広がっています。小さな丸窓から海中を見られるんですが、その前に腰掛けられるイスが用意されているのも嬉しいポイントです。

 ここは癒されますよ〜。水族館に行けば綺麗な魚や珍しい魚、ひいてはイルカやアシカまでも見られますが自然の海は見られませんからね。海の中はこんなにも綺麗な光りで満ち溢れていたのか〜ときっと驚くはず。

 もちろん魚も見られます。小窓の外側(海中側)にはコケ?が生えているのでそれを食べにくる魚が見られます。ハワイの海のように透き通ってはいませんが、美しい日本の海です。これはこれで充分綺麗。

 海中展望台を楽しんだ後は再び地上へと向かいます。展望台の出口に展示パネルが掲げられていました。パネルには日本各地の海中展望台が紹介されています。建てられた年代を見ると1つを除いて60年代末から70年代初頭でした。海中展望台はこの時期に流行した施設だったみたいです。時代を象徴する施設ですね。

 足摺海底館。とても夢のある施設でした。でも、ここも老朽化や入場者の減少に伴っていずれ閉鎖されてしまうかもしれません。

 実際、高知県のNo.1観光地ともいうべき桂浜(かつらは)にある「とさいぬパーク」は2017年に経営難のため閉鎖されてしまいました。私も行ったことがあって、お土産を買ったり休憩するのにもってこいの施設だっただけに残念でした。

 日本の絶頂期だからこそできた足摺海底館。今から作ろうと思っても作れない足摺海底館。70年代の夢が詰まったこの場所に行きたい!と思った人は今すぐにでも行ってみて下さい。きっと楽しめると思います。

【足摺海底館までのアクセス】

*足摺海底館は高知県西部の土佐清水市にあります。JR高知駅高知空港からかなり遠いです。日帰りではなくどこかに一泊して観光するという感じになると思います。足摺海底館の住所は次の通りです。住所:高知県土佐清水市三崎4124‐1 電話:0880-85-0201

【レスト竜串】

*足摺海底館に行くのならレスト竜串を目指して下さい。ここに車を駐めて、歩いて足摺海底館へと向かいます。

【足摺海底館】

【営業時間・料金について】

*HPに入場料金割引クーポン在り。画面の提示でもOKみたいです。

www.a-sea.net