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庭園までの道さえも美しいッ!岡山後楽園。6つのオススメポイント!

 香川に移り住んで数年。行く機会が無くて行けなかった岡山の後楽園に先日(11月初旬)ついに行ってきました!評判通りの美しくて見応えのある庭園でした。(^_^)

 後楽園を知らない人のためにちょっと説明。後楽園は岡山藩藩主、池田綱政(つなまさ)が作った庭園で日本三名園の1です。残り2つは石川県金沢市にある兼六園(けんろくえん)、茨城県水戸市にある偕楽園(かいらくえん)です。三名園の内、後楽園と兼六園特別名勝に指定されています。後楽園って凄いんです。(^_^)

 それじゃあ、ここからは後楽園で是非見て欲しいポイントを紹介します!今回の後楽園訪問で日本三名園を制覇したことになるので兼六園偕楽園とも比較してみました。

【ポイントその1・庭園までの道。】

 後楽園は兼六園偕楽園とどう違うの?と思う人がいるかもしれませんが、大きく違うところは立地です。兼六園偕楽園は内陸部にありますが後楽園は瀬戸内海に流れ込む旭川という川に面しています。

 そういうわけで後楽園へは橋を渡って入園することになりますが、ここからの景色が良いんですよ〜。その景色を撮ったのが上の写真です。川に後楽園の森が反射して綺麗です。この景色を見た後、橋を渡って入口へ向かいます。庭園へ向かう道までも楽しめるのが良いですよね。

【ポイントその2・茶畑。】

 なぜか庭園の中に茶畑。ここまでの規模の茶畑は兼六園偕楽園にはありません。茶畑は桜の様に花が咲いたり、紅葉の様に赤く染まったりしませんが、ほっとさせてくれます。この写真の様に茶畑があって奥に茅葺き屋根の小屋がある景色はまさに日本の原風景ですよね。ゆっくり歩いて癒しの時間を過ごしてみて下さい。(^_^)

 ちなみに奥の茅葺き屋根の小屋で抹茶やお菓子が楽しめます。ここはオススメです。

【ポイントその3・歩きやすい。】

 それってポイントなの?と言われそうですが、歩きやすさも重要なポイントです。特に体が弱った人にとって庭園内が歩きにくいと鑑賞に集中できませんからね。後楽園は兼六園偕楽園と違って庭園内の道幅が広く、平坦です。それから見通しも良いです。これなら小さな子供や高齢の両親との庭園散策も安心です。(^_^)

 ただ平坦であるという事は同時に、景色の変化に乏しい事でもあるので兼六園ほど多様な景色を楽しむことは出来ません。う〜ん、これは悩ましい問題ですよね。(^_^;)でも歩きやすさを重視する場合は後楽園がオススメです。

【ポイントその4・畑】

  なぜか庭園の中に畑。後楽園のパンフレットを読むとこれは後楽園が造園される前まであった田畑のなごりらしいです。庭園の中に畑があるなんて、、、後楽園って面白いです。

 茶畑と同様、これも日本の原風景ですね。見る人それぞれに懐かしさを感じさせてくれそうです。私も子供の頃、こういう田畑で遊んだ事を思い出しました。(^_^)

【ポイントその5・パズルな巨石】

 こんな巨石も後楽園以外ではなかなか見かけません。名前は大立石(おおたていし)といいます。元々1つだった巨石を分割、運搬、後楽園で再組み立てしたものです。

 つぎはぎがある今の姿の方が却って見応えがあって面白いですよね。それを狙っていたら当時の作庭家はすごいです。

【ポイントその6・森の中の木陰。】

  後楽園にはこんな場所もあります。庭園中心部は人で賑わっていても一歩森の中に入るとこんな空間が広がっているのが良いですよね。暗すぎず、明るすぎずないところが気に入ってます。人が少ない場所にベンチを置いてくれる後楽園にも感謝です。少し歩き疲れたらここで休憩するのがオススメですよ!

 実はこういう空間、私の「理想の公園」なんです。探しても見つからなかった公園が後楽園にあったとは驚きました。次はここへ本を持っていって読んでみたいです。鳥のさえずりも聞こるのも良い感じです。(^_^)v

 後楽園。どうだったでしょうか?是非、とても美しくて楽しい後楽園を訪れてみて下さい。最後に香川県の宣伝ですが、髙松にも後楽園に負けない庭園「栗林公園」があります。公園とついていますがこちらも大名庭園特別名勝に指定されています。ですので岡山県の後楽園と香川県栗林公園と2つ訪れてみるのがオススメです。

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