たなろぐ

安く旅行するのが趣味。

高知県立牧野植物園はボタニカルワンダーランドだった!

 高知市にある高知県立牧野植物園に行ってきました。県立植物園は四国にはここ以外には無いみたいでずっと気になってたんです。ただ行く前までは植物園と名前がついているので私みたいな素人は楽しめないんじゃないか、、、と心配していたんですが心配無用のとても楽しい場所でした!

 というわけでそんな牧野植物園を紹介してみます。植物園のHPによると高知県出身の高名な植物学者、牧野富太郎氏を顕彰するために設立されたと書かれています。四国の、それも高知から東京に出て植物学の権威になるとかこの人、ホントにすごいです。こういうのは高知人特有の開拓者精神かもしれませんね。

 植物園の場所はJR高知駅からバスで30分程度の山の中にあります。JR高知駅からMy遊バスが直通で出ているのでそれが便利です(特定区間乗り放題・1日1000円)。バスのダイヤも充実しています。マイナーな観光地までの公共交通機関が充実しているのは四国四県では高知ぐらいなもんです。ちなみに高知の定番の観光地は桂浜(かつらはま)です。坂本龍馬像もありますしね!(桂浜もMy遊バスのルート内にあります。)桂浜もおすすめです。

  バスから降りてすぐに植物園へ繋がる通路があります。ここを歩くだけでも癒されました。細かい所ですがこういうところも手を抜かずに整えられているのはいいなぁと思います。ここは抜かりないですが、本体は綺麗に作っていてもそれ以外は雑な施設は結構あるんですよね。

 そしてこれがレセプション棟に入ってすぐの景色です。この景色は植物園のシンボルにもなっています。建物が普通のものとは違っていて円形になってます。ここも見どころですね。

 写真を撮影した場所は2階でここから1階から伸びた竹を見られる造りになってます。下も手すりから見られます。普段見られない視点から植物を見られる工夫がされてあるのが良いと思いませんか?(^_^)

 この植物園はただ歩くだけでも楽しめるんですが、ふと目にとまった植物の説明パネルを読むのも楽しめると思います。写真の様に丁寧な説明が書かれたパネルが植物の近くに無数に設置されています。漠然と歩くだけでは勿体ないのでいくつか気になる植物を見つけてみて下さい。

 私はここに来て初めて日本の一部の地域にしか生息しない植物があることを知りました。(^_^)園内は遊歩道やトイレ、ベンチが整備されているので比較的歩きやすいと思います。ただ屋根が全てにあるわけではないので真夏の散策は気を付けないといけません。

 植物園をどんどん奥に進むとその先には巨大な温室が待っています。南国土佐(高知)なんて言われますが、その名に相応しく熱帯の植物が集められた温室です。外の植物も見応えがあるんですが温室の植物も負けてないです。こういうの見ているとブラジルのアマゾンとか行ってみたくなりますね。最初の写真は温室の写真です。結構、規模が大きくて迫力があります。

 温室内にはこんな休憩所もあります。かなり南国気分。ここでPCやりたいなぁ。植物園なので熱帯のやばそうな動物も出てこないのでゆっくりできます。

  鬱蒼と茂った熱帯植物と人工的な温室の天井の対比が良い感じです。近未来感も感じられます。それから温室内の通路は少し狭くなっているのでちょっとした冒険気分も味わえます。小学生くらいの子供がいる家族連れにいいんじゃないでしょうか?写真にはありませんが熱帯に必須の滝も設置されています。凝ってるなぁ。

 園内ではこんな景色も見られます。タイトルに書いたように様々な植物を一挙に見られるという意味ではホントにボタニカルワンダーランドだな〜と思います。多種多様な植物を様々な視点から見られる、そういう面白い施設ってあまり無いと思うんですよね。日常生活に疲れた人もここで自然に触れて癒されてほしいです。(^o^)

 どうだったでしょうか〜高知に来たら是非行ってみてください。牧野植物園には美味しくてメニューが充実したレストランも併設されているので食事を取りつつゆっくり散策してみるのもオススメですよ〜!

My遊バス

MY遊バス | 高知県の観光情報ガイド「よさこいネット」

高知県立牧野植物園

Google マップ

開園時間 9:00~17:00
休園日    年末年始(12/27~1/1)
入園料       一般720円 (高校生以下無料)

www.makino.or.jp