たなろぐ

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【003】イサムノグチ庭園美術館で讃岐(香川県)の自然を感じてみる。

 先日、イサムノグチ庭園美術館に行ってきました。イサムノグチ庭園美術館は彫刻家イサムノグチの日本でのアトリエをそのまま保存・公開した美術館です。美術館がある場所は石材で有名な地域でそこへ作品に使う石を探しに来ていたイサムノグチに和泉正敏氏(香川県の石工職人)が協力したのが香川県との繋がりの始まりだったそうです。
 そんなイサムノグチ庭園美術館へは高松駅からだと車で1時間程度かかったと思います。美術館近くの案内所に車をとめると、そこからはガイドの案内で製作現場、作品群、住居を回るツアーがはじまります。当日は雨が降っていて作品を鑑賞するのが難しいかと思っていたのですが濡れて色が変わった石の彫刻は却って綺麗だったので雨の日も楽しめると思います。

 イサムノグチの作品はもちろん見ごたえがあったんですが、自然に囲まれた環境もとても心地がいいものでした。製作現場である蔵の後方には緩やかな山が広がっていてそこから鳥のさえずりが聞こえてきますし、蔵の脇に流れる水路から水の音が聞こえてくるのでとても落ち着きます。イサムノグチ香川県での生活も結構、快適なものだったのかもしれません。作品だけでなく讃岐の自然にも触れられるところもこの美術館のいいところだと思います。

 イサムノグチ庭園美術館に行くには入館希望日時と時間を書いた往復はがきを美術館へ送らなければならず手間がかかります。(ただし見学希望日の前日午後4時以降に電話して予約が空いていれば前日に予約可能。)しかも週に3日しか開館していません。詳しくはHPを見てください。入館料は約2000円かかってこれは国立博物館の特別展の入館料を超えてます。
 こんな感じでかなりハードルが高いですが全国的にみてもなかなか無い美術館なので手間と時間が許せば訪れてみるのがいいと思います。道も少しわかりにくいと思うので美術館までの道順と写真をのせときます。続きを読むからどうぞ。

 

イサムノグチ庭園美術館

開館日 毎週火・木・土曜日
見学ツアー:午前10時、午後1時、午後3時                  

*月・水・金・日曜日は休館日です。

*ハガキは見学希望日の10日前まで必着

*待合所にはトイレ、ロッカー設備有り。長靴の貸し出し有り。(雨天時は地面がぬかるんでいます。スニーカーやブーツなら問題無いです。)

The Isamu Noguchi Garden Museum Japan

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