たなろぐ

安く旅行するのが趣味。

四国みぎした55フリーきっぷ:1日目編・その1

  四国みぎした55フリーきっぷの旅。1日目です。前日、深夜まで旅行の準備をしていたせいで高松駅発、徳島駅着の高速バスに乗り遅れそうになってしまいました。久しぶりに全力疾走。危なかったです。(^_^;)JRの特急に乗って徳島まで行っても良かったんですが高速バスと比べて少し割高なんですよね。

 バスが徳島駅に到着したら特急と普通電車を乗り継いで室戸岬の最寄り駅、甲浦駅(かんのうら)まで行きます。室戸岬は四国の右下にある岬です。まずはここに行きます。徳島駅からはいよいよ四国みぎした55ふりーきっぷの適用エリアです!

 海部駅(かいふ)から甲浦駅(かんのうら)までは阿佐海岸鉄道(あさかいがん)が運行しています。上の写真はその車両を撮影したものです。徳島県にJR以外の鉄道があることを知らなかったのですがJRとはまた違った、雰囲気の良い車両でした。

 帰ってから阿佐海岸鉄道のことを調べてみると伊勢えびが駅長を務めているそうです。事前に知っていれば見られたのに、、、残念でした。でも、乗り換え時間も迫っていたのでどちらにせよ見られなかったかも。(^_^;)

  そのかわりに?何故か惹かれてしまったのが阿佐海岸鉄道甲浦駅近くにある神社です。どこにでもある様な神社ですが、小さな神社に行く機会が無くなった今ではむしろ懐かしく感じてしまいました。今でもこういう場所があるんですよね。全く同じではないですが地元の神社を思い出しました。こういうことも田舎の旅の良さかもしれません。

 神社を後にして甲浦駅からバスで室戸岬を目指します。バスは山と海に挟まれた細く長い道を進みます。コンビニがほぼ見あたらず、大きな街も見えてこない道が延々と続きます。

 歩き遍路の人はこの道を最御崎寺(ほつみさきじ)を目指して歩くんですからすごいです。最御崎寺(ほつみさきじ)は室戸岬にあるお寺です。歩き遍路をやろうとする人は相当の覚悟がないと出来ませんね。

 1時間半ほどバスに乗って室戸岬の手前のバス停、「岬ホテル前」で降ります。ここで昼食をとります。訪れたのは「ジオパーク夢路灯」。ここはホテルですがレストランは一般客でも利用可能なんです。室戸岬周辺に飲食店は少ないのでここに行くのがオススメですね。場所はこちらです。Google マップ

 レストランで食べたのは「金目鯛の煮付け定食」。パンフレットで知ったんですが室戸岬は金目鯛が有名らしいです。高知県は皿鉢料理(さわち)や鰹のたたきが有名ですが金目鯛も有名だったとは。もちろん金目鯛の味は最高でした!四国で魚を食べるなら高知にきまりです。(^_^)

 店内から太平洋を眺められます。これは、なかなか贅沢な景色です。ここいいなぁ。時間とお金があればこのホテルに泊まりたかったほどです。夏の夕暮れ時とか最高でしょうね。

 金目鯛はこのレストラン以外でも食べられるらしくパンフレットがありました。高級魚なので事前に予約が必要みたいです。これは美味しそう。金目鯛を丼にしたキンメ丼。次はこれを食べたいなぁ。

 お店の場所等はこちらのHPへGO!です。むろと海野食の会・参加店ご紹介

 思いのほか記事が長くなってしまったので1日目を2つに分けることにしました。次回は1日目編・その2です。室戸岬周辺のバス停マップ(PCからしか見られないかもしれません。)、四国みぎした55フリーきっぷのHPへのリンクを載せておきます。

drive.google.com

asatetu.com

四国みぎした55フリーきっぷ:準備編

 「四国みぎした55フリーきっぷ」を使って1泊2日の旅行をしてきました!なので、今回から数回その旅行記でも書いてみようと思います。今回は準備編です。(^_^)まずこのフリー切符についてですが、これは四国の右下部分の公共交通機関が3日間乗り放題になる切符です。

 このフリー切符で利用できる交通交通機関JR四国阿佐海岸鉄道(あさかいがん)、高知東部交通、土佐くろしお鉄道です。これだけ多くの交通機関を定額で利用できるのはお得です。

 「四国のみぎした」をもう少し具体的に説明すると徳島駅から室戸岬を経て高知駅に至るルートのことです。地図で表すと下の様な感じになります。このルートを通る道が国道55号線なのできっぷの名前にも55と付けられているみたいです。

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 この切符を使うより車移動の方が便利なのかもしれませんが、、、(^_^;)でも意外にも電車とバスの接続が良かったのでスムーズに移動できました。(^_^)それに今まで行こうと思いつつ行けなかった室戸岬にも行けたので満足です。(^_^)v

 ただ私は香川に住んでいるので行きは徳島までいかなきゃいけないし、帰りは高知から香川へ帰らないといけなかったんですよね。それがちょっと大変でした。

 そういう少し気になる所はあったんですが、全体的には楽しい旅行でした。(^_^)v次回は1日目を書きます。

 「四国みぎした55フリーきっぷ」について更に知りたい人はJR四国のHPへどうぞ。

www.jr-eki.com

水墨画の世界を旅する。冬の白川郷は最高!

 年末年始の休暇を利用して岐阜県にある世界遺産白川郷に行ってきました。白川郷は深い山々の中にあるのでこの時期はとても寒かったです。普段ならこういう時期は旅行を控えるんですが、寒い中いったかいがありました。(^^)/

 そう思うのは景色がバツグンに良かったからです。上の写真は白川郷を見渡せる丘(展望台)から撮影したものです。白川郷一帯に雪が積もって白と黒の世界、かっこよくいうと水墨画の世界が広がっていました!手前の木にも雪が積もっていて花の様だと思いませんか?私は久しぶりにこんなに綺麗な景色を見ました。(^_^)v

 緑が映える夏もいいですが、写真の様な世界が広がる冬の白川郷もいいですね。今回はこれから白川郷へ訪れる人に向けてのメモを書いてみようと思います。白川郷に行ってみたいけれど、いまいち楽しみ方が分からない、、、という人に読んで欲しいです。(^_^)

白川郷の楽しみ方

 白川郷の楽しみ方は色々ありますが私がオススメするのはやっぱり王道の合掌造りめぐりです。白川郷には有料で一般公開されている合掌造りがあります。しかも、そこでは今も人が暮らしています。いわば、ホンモノの合掌造りをめぐるのが面白いんです。ちなみに入場料は300円ほど。

 やはり合掌造りを外から眺めるだけでは本当の面白さは分かりません。中に入ってみてはじめて面白さが分かるんです。というのも一見、外からでは同じに見える合掌造りも中身は家ごとに全然違うからです。その違いを見たり、比べたりするのが面白いんです。

 例えばある合掌造りではこんな立派な囲炉裏が観光客を迎えてくれます。囲炉裏がある合掌造りはいくつかありましたが規模はここが一番大きかったです。囲炉裏なんかめったに見られないので珍しくて面白かったですね。それに囲炉裏に火が入っていたのも癒されました。これは寒い冬にいった人しか見られない貴重な光景です。(^_^) 

 続いてこちらの合掌造りでは野草茶が用意されていました。冬の寒い時期にこれは嬉しかったです。この野草茶を囲炉裏にあたりながら戴きましたがとても風情がありました。昔の生活は不便というイメージがありましたが、こんなほっとする時間もあったんですね。こういう体験は他ではなかなかできません。

 もちろん合掌造りの二階にもあがることができます。この写真は二階から撮ったものですが、現代的な建造物が写っていません。もしかするとここから見る景色は合掌造りが建てられた当時と変わっていないのかもしれません。そうだとすると昔の人が見た景色を今、自分も見てるんだなぁ、、、とそんなロマンを感じてしまいました。

  他に合掌造りの2階では農具が展示されています。ここは合掌造りごとに展示されているものが少しずつ違うのでゆっくり見るのがオススメです。こんなものまであるのか〜と思わせてくれます。私が面白いなと思ったのは木で作られたネコの家。下の写真を見て下さい。

  見ての通り?ネコの家です。ネコの家まで用意されていたとは。(^_^;)こんなものまであるのが面白いです。ただし展示物をじっくり見るなら暖かい春ですね。冬だったので寒かったです。(^_^;)

 もちろん景色も忘れてはいけません。合掌造りから合掌造りへと移動する際に見られる景色もまた格別です。どこを撮っても絵になる景色です。記事の冒頭にも書きましたがまるで水墨画の世界を歩いているようです。他では見られない景色を楽しんでみて下さい。

 白川郷に興味を持ってもらえたでしょうか?白川郷と同じ岐阜県内にある高山や下呂温泉と比べると近くに駅が無くアクセスが悪いですがそれでも行く値打ちがある場所です。興味を持った人は是非、足を運んでみて下さい。(^o^)

合掌造りのHP

・神田家 http://kandahouse.web.fc2.com/

・和田家 http://www.shirakawa-go.gr.jp/details/?i=68

・長瀬家 http://shirakawa-go.org/kankou/guide/189/

金沢のすごいフリーペーパー。LinkとFavo。

 どこか旅行に出かけると一度は見かけるもの、フリーペーパー。駅や空港やサービスエリアなんかでフリーペーパーを見かけるとつい手にとってしまいますよね。それで、そこにインターネットやガイドブックに載らない観光情報が書いてあったりして面白いですよね。

 そんなフリーペーパーですが、中には市販されているガイドブックに負けないものもあるんです。今回はそんなすごいフリーペーパーを紹介します!

 そのフリーペーパーは「Link」と「Favo」(ファーボ)です。どちらも金沢市とその近郊で配布されています。内容も金沢市中心部にある飲食店等を紹介する点が共通しています。 金沢市仙台市広島市、福岡市の様な大都市でもないんですが、中心部を扱うフリーペーパーが2誌もあるのが珍しいんです。こんな所からも金沢のポテンシャルの高さがうかがえます。(^_^)vそれじゃあ、紹介していきまーす。

・「Favo」はデザインがピカイチ。

 最初に紹介するのは「Favo」です!このフリーペーパーがすごいのは誌面デザインのレベルの高さ。多くのフリーペーパーのカバーが写真や文字で溢れているのに対して「Favo」はとてもすっきり。捨てずにとっておきたくなるレベルです。文字と写真のバランスが良いフリーペーパーって少ないんですよね。

・飲食店だけじゃない!「Favo

 「Favo」のもう一つの特徴、それは企画力の高さです。街で配布されているフリーペーパーを手に取ったら中身は殆ど飲食店の広告だったという経験はありませんか?フリーペーパーの運営は広告を出してくれるお店から支払われるお金で成り立っているので、これは仕方のないことでもあります。でもFavoは別。飲食店情報も掲載されていますが他では見かけないような面白い企画が掲載されています。

 2017年1月号では2016年に売れた金沢のお土産が特集されました。この特集を読めばどんなお土産を買えばいいのかすぐに分かります。こういう情報をリアルタイムに知れるのが地元のフリーペーパーの良さです。もちろんこの特集でも誌面のデザインに注目です。

  上の写真は金沢のゲストハウスを特集したものです。新幹線開業後、金沢には沢山ゲストハウスができたんですがその流れもしっかりキャッチして発信してくれています。この特集は初めて金沢に訪れる人にとって参考になりますよね。しかも、次に金沢に来る時の参考にもなりそうです。

 ・金沢人御用達のお店を探すなら。「Link」

 お次は「LINK」です!こちらは地元の人が行く飲み屋さんを探すのにもってこいのフリーペーパーです。金沢の繁華街といえば香林坊(こうりんぼう)や片町(かたまち)なんですが、敢えて木倉町を特集しているのが地元のフリーペーパーらしくて良いです。

 メジャーな繁華街に行って飲むのもいいですが地元の人が普段飲みに行く場所にいくのも楽しいですよ。そういう場所を探すのにもってこいのフリーペーパーです。

・金沢観光に使える地図が嬉しい。「Link」

  「LINK」にはA4サイズで金沢市中心部の地図が4ページも掲載されています。この地図を見れば誌面で紹介されているお店がどこにあるか一目瞭然です。しかもお店の名前とページ数まで書かれているのですごくお店を探しやすいです。

 この地図は大きくて見やすいので金沢観光にも利用できるほど。紙質も良いです。それからお店だけじゃなくてバス停やバスの運行ルート、駐車場も載ってます。こういう情報をグーグルマップで探すのは難しいのでありがたいですよね。金沢観光の助けになると思います。(^_^)

・街の文芸誌。「Link」

 「Link」には「酒場DE人生相談」というコーナーもあります。これは読者からの悩みを飲食店のオーナーに相談するというもの。飲食店の紹介だけではなくて、こういう変わった記事も掲載しているのが面白い。

 「Link」にはこういう記事が他にも沢山あります。まるでちょっとした文芸誌の様です。記事でオーナーの人柄を知ってお店に行く、なんてこともできますね。料理の写真やお店の場所、値段だけじゃないお店の判断材料を読者に与えてくれているという意味で「Link」は誌面の作り方が上手いです。(^_^)v  

 金沢のフリーペーパー、「Link」と「Favo」。どうだったでしょうか。私は日本全国47都道府県を旅しましたが、ここまでクオリティが高いフリーペーパーを他に見つけられませんでした。それぐらいすごいです。是非、金沢観光の際は手にとってみて下さい。両誌は電子書籍でも読めるので金沢観光の予習にもオススメです。でもやっぱり紙で読むのがオススメですね。(^^)/

 両誌が同時に手に入る場所でオススメなのは「片町きらら」の入口です。入口は数カ所あるのでグーグルマップのアドレスを載せておきます。電子書籍のアドレスも書いておきますね。

* 片町きらら入口

Google マップ

Favo電子書籍(2017年1月号)

www.favo-net.jp

*Link・電子書籍(2017年1月号)

kcc-magazine.e-manager.jp

金沢市のレンタサイクル・まちのりをSuica搭載iPhone7で利用してみた。

 年末年始の休みは金沢に行ってきました。(^o^)金沢には仕事で数年、住んだことがあるんですがとても良い街でした。今回、数年ぶりに訪れたんですが北陸新幹線開通後の発展が凄まじかったです。金沢もようやく日本有数の都市になったような気がします。

 そんな金沢を訪れる人にオススメなのが金沢市のレンタサイクル「まちのり」です。金沢の街中は他の都市と比べて小規模なのでバスよりも自転車の方が小回りがきいてオススメなんです。

 「まちのり」はレンタサイクルサービスです。金沢市中心部に設置されたポート(駐輪所)で自転車をレンタル、返却することができます。料金は1日200円で1回の利用が30分以内であれば何度でも定額で利用できます。但し、1回の利用が30分を越えると延長料金がかかります。

 例えば金沢駅のポートで自転車を借りて金沢21世紀美術館のポートへ返却する。(30分以内)、そして今度は金沢21世紀美術館のポートで自転車を借りてひがし茶屋街のポートへ返却(30分以内)した場合、利用料金は200円です。

 ポートは金沢駅金沢21世紀美術館、ひがし茶屋街、近江市場など主要な観光スポットには必ず設置されています。バスだと待ち時間があったり、どの系統に乗ればいいか分からないことってありますよね。「まちのり」ならそんな心配はいりません。(^o^)

 ・・・とまぁこんな感じで前置きが長くなりましたが、便利な「まちのり」をiPhone7のSuicaで利用する方法を紹介します。「まちのり」自転車のロック解除にiPhone7を利用する方法です。(Suicaで料金を支払うことはできません。)

 まずは「まちのり」の公式HPにある「利用方法について」を読んで下さい。

利用方法 | 金沢レンタサイクル「まちのり」

 次に「まちのり」のポートで利用手続を進めて下さい。そして、「ロック解除方法」画面では「お手持ちのICカード」を選択してください。

 ここまできたらiPhone7側の準備をします。Suicaを支払可能状態にして下さい。具体的には下の画像の様な状態にすればOKです。エクスプレス設定を有効にしただけではポートはSuicaを読み取ってくれません。(エクスプレス設定とはiPhone7のSuicaを電車の改札で使えるようにするための設定です。)

 これでiPhone7の準備もOK!後はポート右下にあるICカードリーダー(白い部分)にiPhone7の先端部分をタッチ!そうするとポートはiPhone7のSuicaを認識してくれます。尚、この方法ではSuicaからお金はマイナスになりません。(支払われません。)安心して下さい。(^_^)

 Suicaの登録が済んだ後は自転車のタイヤ留め部分にあるカードリーダーにiPhone7をタッチすればロック解除OKです。(登録時と同様にSuicaを支払可能状態にしておく。)登録が済んだら自転車で金沢の街に行ってみましょう!

 天気の良い日に自転車で金沢の街中を移動するのは最高です。金沢に行ったら「まちのり」を利用してみて下さい。(^_^)v

まちのり公式HP

金沢レンタサイクル「まちのり」